スマート見守り&つなぐノートアプリ《GOOSE》 利用規約

GOOSE 利用規約



 この規約(以下「本規約」)は、株式会社つなまも(以下「当社」)が提供する危機管理アプリ「GOOSE」(以下「本サービス」)を利用するにあたり、本サービスの提供条件および権利義務関係を定めるものです。本サービスは、危機管理を目的に、資産、負債・支払い、連絡先情報、エンディングノート項目その他の情報(以下「受託情報」)を登録し、不測の事態等が発生した場合に、当該情報を適宜開示、通知するデータベースサービスです。本規約に同意した上で本サービスをご利用ください。


第1条(定義)
1. 「本サービス」とは、当社が提供する危機管理アプリ「GOOSE」及びこれに関連するサービス
2. 「登録希望者」とは、本サービスへの登録を希望する方
3. 「利用者」とは、本サービスへの登録が完了し、本サービスを利用する方
4. 「ID」とは、本サービスの利用のために利用者が固有に持つ文字列
5. 「パスワード」とは、IDに対応して利用者が固有に設定する暗号
6. 「登録情報」とは、利用者が本サービスでアカウントを取得するためにアプリ内で登録した、氏名、生年月日、ID及びパスワード等の情報の総称(受託情報を除く)
7. 「ユーザー」とは、自身の危機管理を目的として本サービスに登録する利用者
8. 「パートナー」とは、ユーザーの危機状態時に、ユーザーが本サービスに登録した受託情報の開示請求ができ、また開示後には受託情報の閲覧が可能となる者としてユーザーから第5条第1項(1)イにより指定を受けこれを承諾した利用者
9. 「通知先」とは、パートナーを含めた、ユーザーが情報開示対象として設定する利用者
10. 「受託情報」とは、ユーザーが本サービスに登録した資産、負債・支払い、連絡先その他の所在・存在を示す情報の総称(これらの情報にアクセスするためのIDや口座情報は含まれるが、パスワード等は含まず、発報用情報も含まない)であり、パートナーに対し常時またはユーザーが危機状態と認識された際に開示される情報の総称。なお、受託情報についてアプリ上では「つなぐノート」と表示される
11. 「発報用情報」とは、ユーザーが本サービスに登録した、パートナーの氏名・連絡先等、並びに、ユーザーが危機状態と認識された際に発報されるメールの受信先であるメールの表題・内容、メール送信先アドレス、会社名等及び連絡先氏名その他の情報の総称
12. 「開示請求」とは、ユーザーの危機状態を前提として、パートナーが本サービスに対し受託情報の開示を求める行為
13. 「危機状態」とは、システムがユーザーの危機の可能性を通知する状態

第2条(本規約への同意)
1. 利用者は、本規約の内容を確認・理解したうえで同意し、本サービスを利用できるものとします。
2. 利用者が、本サービスのアプリケーション(以下「アプリ」)をスマートフォンその他の情報端末にダウンロードし、本規約への同意手続を行い、本サービスに所定の方法で登録申込を行い、当社が、登録が完了した旨の通知を発信した時点で、利用者と当社との間で、本規約の諸規定に従った利用契約が成立するものとします。
3. 利用者が未成年者である場合には、親権者その他の法定代理人の同意を得たうえで、本サービスを利用するものとします。
4. 未成年者の利用者が、法定代理人の同意がないにもかかわらず同意があると偽りまたは年齢について成年と偽って本サービスを利用した場合、その他行為能力者であることを信じさせるために詐術を用いた場合、本サービスに関する一切の法律行為を取り消すことはできません。
5. 本規約の同意時に未成年者であった利用者が、成年に達した後に本サービスを利用した場合、当該利用者は、未成年者であった間の本サービスに関する一切の法律行為を追認したものします。

第3条(規約の変更)
1. 当社は、当社が必要と判断する場合、利用者の承諾を得ることなく、いつでも、本規約の内容を改定することができるものとし、利用者はこれを異議なく承諾するものとします。
2. 当社は、本規約を改定するときは、その内容について当社所定の方法により利用者に通知します。
3. 前項による本規約の改定の効力は、当社が前項により通知を行った時点から生じるものとします。
4. 利用者は、本規約変更後、本サービスを利用した時点で、変更後の本利用規約に異議なく同意したものとします。

第4条(個人情報等の取り扱い)
個人情報及び登録情報については、当社が別途定める「GOOSEサービスプライバシーポリシー」に則り、適正に取り扱うこととします。

第5条(本サービスの内容)
1. 本サービスは、ユーザーが登録した受託情報を、ユーザーがパートナーに対し、常時またはユーザーが危機状態と認識された場合にパートナーへ開示するため、主に以下の機能を提供します。
(1) デジタルエンディングノート機能
ア. ユーザーによる受託情報の登録、更新及び削除
イ. 常時またはユーザーの危機状態認識時に受託情報を開示するパートナーの指定
(2) モニタリング機能
ア. モニタリング機能に基づくユーザーの危機の可能性の把握
イ. モニタリング機能及びパートナーからの開示請求等により、ユーザーが危機状態と認識された場合の、通知
ウ. モニタリング機能及びパートナーからの開示請求等により、ユーザーが危機状態と認識された場合の、受託情報のパートナーへの開示
2. モニタリング機能は、利用者の設定条件および通信環境等に依存して動作するものであり、常に正確かつ完全に作動することを保証するものではありません。
3. 本サービスは、以下のいずれかの条件を満たしたときに「ユーザーの危機状態」と認識し、パートナーに受託情報を開示します。
(1) モニタリング機能によりユーザーの危機状態の可能性を把握したシステムが、危機状態としてユーザーに対する状況確認を行うも、ユーザーがこれに応えず、かつパートナーによる開示請求が重なった場合
(2) 複数のパートナーによる開示請求が重なって行われた場合
4. パートナーへの受託情報の開示は、本サービスのアプリ画面内で行います。
5. 本サービスでは、最低1人以上のパートナーからの開示請求がなければ受託情報の開示は行われません。
6. アプリ上でのパートナーへ対する情報開示機能以外での当社への開示請求、情報提供請求等は法令に基づく場合などを除き原則として受け付けません。
7. 本サービスは、遺言や贈与など相続等に関する法令上の効力を持つものではなく、また、開示機能の特性上、ユーザーの意に反して受託情報が開示され、又はメールが発信される可能性があります。それらの場合も第13条に定める免責条項が適用されるものとします。
8. 当社は、当社が指定するクラウドサーバー上に、善管注意義務に基づき登録情報、受託情報を保管します。登録する各種情報は、利用者自身において必ずバックアップを取ってください。
9. 受託情報には、金融機関名、口座番号及びその他連絡先等の「所在、存在」を示す情報(各種IDやそのURLを含みます)を登録することができます。ただし、これらの情報に関するIDや口座にアクセスするためのパスワード、暗号等の登録は、一切禁止します。
10. 開示された情報の取扱いにあたっては、パートナーは当社が提示する確認事項に同意し、善管注意義務をもって情報を管理するものとします。

第6条(登録手続)
1. 登録希望者は、本規約に同意した上で、当社が定める方法で登録の申込を行うものとします。
2. 登録の申込をした方は、当社がその申込を承諾し登録が完了した旨の通知を発信した時点から利用者となります。
3. 当社は、登録希望者が次の各号のいずれか一つに該当する場合は、当社の判断により登録申込を承諾しないことがあります。
(1) 当社の定める方法によらず登録申込を行った場合
(2) 過去に本規約または当社の定めるその他の利用規約等に違反したことを理由として登録抹消処分を受けた者である場合
(3) 不正な手段をもって登録を行っていると当社が判断した場合
(4) 故意過失を問わず真実でない登録情報を登録している場合
(5) 本人以外の登録情報を登録している場合
(6) 反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、その他これに準ずる者をいう。)である、または資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営もしくは経営に協力もしくは関与する等、反社会的勢力等との何らかの交流もしくは関与を行っていると当社が判断した場合
(7) その他当社が不適切と判断した場合


第7条(登録情報の変更)
利用者は、登録情報に変更があった場合には、当社が定める所定の方法により速やかに登録情報の変更をしなければなりません。なお、利用者が前項の手続きを怠ったことにより、当社からの通知や本サービスの提供に支障が生じた場合、当社はその責任を負いません。

第8条(利用料及び支払方法)
1. 本サービスの一部の機能は有料です。有料サービスの利用料および支払方法は、本アプリストア上の表示または当社が別途指定する方法により定めます。
2. 当社は、アプリの購入、課金手続き後に一定期間の無料期間を定めることがあります。その場合、無料期間満了時に自動的に課金が行われます。
3. アプリストア以外での登録を行う場合は、条件等を別途定めるものとします。
4. いったん納入された利用料は、理由を問わず、一切返金できません。
5. 当社は、本サービス内容の向上、社会経済情勢の変化等に鑑み、利用料を変更することができ、利用者は、予め承諾します。この場合、利用者に対し、アプリ内通知等にて改定後の月額利用料及び改定時期を通知するものとします。

第9条(アカウントの管理)
1. 利用者は、登録情報について、自己の責任の下、適切に管理するものとし、これを第三者に利用させ、または貸与、譲渡、名義変更、売買その他の処分をしてはならないものとします。ただし、受託情報を随時共有することを目的とした利用者の通知先との登録情報の共有は、利用者の一切の責任の下において行うものとします。
2. 当社は、登録情報によって本サービスの利用があった場合、利用者本人が利用したものと扱うことができ、当該利用によって生じた結果ならびにそれに伴う一切の責任については、利用者本人に帰属するものとし、相続することはできません。
3. 利用者は、登録情報の不正使用によって当社または第三者に損害が生じた場合、当社および第三者に対して、当該損害を賠償するものとします。
4. 登録情報の管理は、利用者が自己の責任の下で行うものとし、登録情報が不正確または虚偽であったために利用者が被った一切の不利益および損害に関して、当社は責任を負わないものとします。
5. 登録情報が盗用されまたは第三者に利用されていることが判明した場合、利用者は直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。

第10条(契約期間及び更新、退会)
1. 利用契約は、当社による登録承認の日から開始し、利用者が退会するまで有効に継続します。
2. 利用者は、いつでもアプリのマイページから退会することができ、退会により契約が解除されたものとします。
3. 退会手続きはアプリ上で行いますが、課金の停止はアプリを購入したアプリストアでの手続き又は当社が指定する方法による手続きが必要であり、アプリストアの規定に従うものとします。
4. 本サービス退会後の個人情報等の取り扱いについては、本規約第4条の規定に従うものとします。

第11条(本サービスの停止、終了)
1. 次に掲げる場合であって本サービスの提供が困難な事情がある場合には、当社は、本サービスを停止することがあります。
(1) 台風、地震、火災、水害、停電、戦争、内乱等の不可抗力による災害
(2) 本サービスにかかるコンピューターシステムの点検または保守作業を緊急に行う場合
(3) 過度なアクセスの集中、不正アクセス、ハッキング、その他システム障害等
(4) その他本サービスの提供が困難な事情があるとき
2. 前項の場合には、当社は、利用者に対し、速やかに、本サービスの提供を停止したこと及びその復旧見通しの時期(見通しが立たない場合にはその旨)を通知するものとします。
3. 当社は、本サービスの利用状況等に鑑み、本サービスの提供を終了する必要があると判断した場合には、アプリ内通知等により1か月の予告期間 をもって、本サービスを終了することができます。

第12条(禁止行為)
本サービスの利用は第5条に定める本サービスの内容に限るものとし、その他利用者に対し、次に掲げる行為を禁止します。
(1) 法令に違反する行為または犯罪行為に関連する行為
(2) 当社または第三者の知的財産権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利または利益を侵害する行為
(3) 当社または第三者の名誉・信用を毀損または不当に差別もしくは誹謗中傷する行為
(4) 当社または第三者の財産を侵害する行為、または侵害する恐れのある行為
(5) 当社または第三者に経済的損害を与える行為
(6) 当社または第三者に対する脅迫的な行為
(7) コンピューターウィルス、有害なプログラムを仕様またはそれを誘発する行為
(8) 本サービス用インフラ設備に対して過度な負担となるストレスをかける行為
(9) 当サイトのサーバーやシステム、セキュリティへの攻撃
(10) 当社提供のインターフェース以外の方法で当社サービスにアクセスを試みる行為
(11) 一人の利用者が、複数の利用者アカウント登録をする行為
(12) 本サービスの他の利用者の情報を、当社の許可なく収集、閲覧、複製、転用、またはこれらに類する行為(例:他者のアカウント情報を検索・閲覧する、不正な手段で個人情報を取得しようとする等)
(13) 上記の他、当社が不適切と判断する行為


第13条(免責)
1. 当社は、本サービスの内容変更、停止、終了によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負いません。
2. 当社は、利用者の本サービスの利用環境について一切関与せず、また一切の責任を負いません。
3. 当社は、本サービスが利用者の特定の目的に適合すること、期待する機能・商品的価値・正確性・有用性を有すること、利用者による本サービスの利用が利用者に適用のある法令または業界団体の内部規則等に適合すること、および不具合が生じないことについて、何ら保証するものではありません。
4. 当社は、本サービスが全ての情報端末に対応していることを保証するものではなく、本サービスの利用に供する情報端末のosのバージョンアップ等に伴い、本サービスの動作に不具合が生じる可能性があることにつき、利用者はあらかじめ了承するものとします。なお、当社は、かかる不具合が生じた場合に当社が行うプログラムの修正等により、当該不具合が解消されることを保証するものではありません。
5. 利用者は、アプリストアの利用規約および運用方針の変更等に伴い、本サービスの一部又は全部の利用が制限される可能性があることをあらかじめ了承するものとします。
6. 当社は、本サービスを利用したことにより直接的または間接的に利用者に発生した損害について、一切賠償責任を負いません。
7. 当社は、利用者その他の第三者に発生した機会逸失、業務の中断その他いかなる損害(間接損害や逸失利益を含みます)に対して、当社が係る損害の可能性を事前に通知されていたとしても、一切の責任を負いません。
8. 第1項乃至前項の規定は、当社に故意または重過失が存する場合又は契約書が消費者契約法上の消費者に該当する場合には適用しません。
9. 前項が適用される場合であっても、当社は、過失(重過失を除きます。)による行為によって利用者に生じた損害のうち、特別な事情から生じた損害については、一切賠償する責任を負わないものとします。
10. 本サービスの利用に関し当社が損害賠償責任を負う場合、当該損害が発生した月に利用者から受領した利用額を限度として賠償責任を負うものとします。
11. 利用者と他の利用者または第三者との間の紛争及びトラブルについて、当社は一切責任を負わないものとします。利用者と他の利用者または第三者との間でトラブルになった場合でも、利用者が自己の責任で解決するものとし、当社には一切の請求をしないものとします。
12. 利用者は、本サービスの利用に関連し、他の利用者に損害を与えた場合または第三者との間に紛争を生じた場合、自己の費用と責任において、かかる損害を賠償またはかかる紛争を解決するものとし、当社には一切の迷惑や損害を与えないものとします。
13. 利用者の行為により、第三者から当社が損害賠償等の請求をされた場合には、利用者の費用(弁護士費用)と責任で、これを解決するものとします。また、当社が、当該第三者に対して、損害賠償金を支払った場合には、利用者は、当社に対して当該損害賠償金を含む一切の費用(弁護士費用及び逸失利益を含む)を支払うものとします。
14. 利用者が本サービスの利用に関連して当社に損害を与えた場合、利用者の費用と責任において当社に対して損害を賠償(訴訟費用及び弁護士費用を含む)するものとします。
15. 法令または裁判所、監督官庁、その他当社を規制する権限を有する公的機関の裁判、規則もしくは命令等に従い、また当社が適切と認める場合において、当社は登録情報および受託情報の開示または提供(以下「開示等」)をすることができるものとし、開示等を行った場合には、その旨を遅滞なく利用者に対して通知するものとします。なお、この開示等により直接的または間接的に利用者に発生した損害について、一切賠償責任を負いません。

第14条(広告の掲載について)
利用者は、本サービス上にあらゆる広告が含まれる場合があること、当社またはその提携先があらゆる広告を掲載する場合があることを理解しこれを承諾したものとします。本サービス上の広告の形態や範囲は、当社によって随時変更されます。

第15条(権利譲渡の禁止)
1. 利用者は、予め当社の書面による承諾がない限り、本規約上の地位および本規約に基づく権利または義務の全部または一部を第三者に譲渡してはならないものとします。
2. 当社は、本サービスの全部または一部を当社の裁量により第三者に譲渡することができ、その場合、譲渡された権利の範囲内で利用者のアカウントを含む、本サービスに係る利用者の一切の権利が譲渡先に移転するものとします。

第16条(利用資格の一時停止・登録抹消処分)
1. 当社は、以下の各号に該当する場合、利用者の利用を一時停止し、又は、登録抹消処分をすることができます。
(1) 利用者につき第6条第3項に違反する登録が行われたことが後に判明した場合
(2) 利用者が第12条の禁止行為を行った場合
(3) その他利用者が本規約に違反した場合
2. 利用者が利用料の支払を怠った場合には、当社は、当該利用者に対し、使用を停止することができるものとします。

第17条(登録情報等の抹消)
当社は、次の場合に、登録情報、受託情報、発報用情報等を抹消することができます。なお、利用者は、これらの情報が抹消されたことにつき、いかなる異議も述べることができません。
(1) 利用者が退会し、又は登録抹消処分を受けた場合
(2) 利用者で、当社が定める以上の期間においてアプリへのアクセスが認められない場合
(3) 利用者の受託情報を開示した場合、開示後1年を経過した場合
(4) 第11条第3項により本サービスを終了する場合

第18条(分離可能性)
本規約のいずれかの条項又はその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効又は執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。

第19条(当社への連絡方法)
本サービスに関する利用者の当社へのご連絡・お問い合わせは当社が別途指定する方法により行うものとします。

第20条(準拠法、管轄裁判所)
1. 本規約の有効性,解釈及び履行については,日本法に準拠し,日本法に従って解釈されるものとします。
2. 当社と利用者等との間での論議・訴訟その他一切の紛争については、訴額に応じて、東京簡易裁判所又は東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。